歴史年表
五世紀後半
- 雄略天皇の御代に御社殿創建
奈良時代
- 天平宝字7年 (763) 満願禅師阿弥陀仏を祀る.多度神の託宣がある
- 宝亀11年 (780) 多度神宮寺三重塔建立
- 延暦元年 (782) 神階従五位下が授けられる
平安時代
- 延暦20年 (801) 「多度神宮寺伽藍縁起併資財帳」撰進
- 承和11年 (844) 神階従四位下に進む
- 嘉祥2年 (849) 多度太神宮と「続日本後紀」に記される
- 嘉祥3年 (850) 多度神社、官社に列す
- 貞観元年 (859) 朝廷より神位記、財宝が奉られる。神階従二位に進む
- 貞観5年 (863) 神階正二位に進む
- 仁和3年 (887) 朝廷より幣帛が奉られる。
- 延長5年 (927) 「延喜式」に多度神社 名神大。
また同書に多度神宮寺を伊勢国准国分寺に列すると記される - 平安時代後半 この頃銅鏡三十面〈当大社蔵〉が造られる
- 寛仁元年 (1017) 後一条天皇の即位に際し、御一代一度の大神宝使が派遣された
鎌倉時代
- 弘長元年 (1261) 神階正一位に進む
南北朝時代
- 暦応年間 多度祭上げ馬神事、この頃より始まる
室町時代
- 室町時代前半 この頃、摂末社百余座、年中七十五度の神事あり
- 元亀2年 (1571) 多度神社、多度神宮寺織田信長の焼き打ちにあう
江戸時代
- 慶長5年 (1600) 桑名藩主本多忠勝公神領を寄進する
- 慶長10年 (1605) 本多忠勝公により社殿が再建される
- 慶長16年 (1611) 桑名藩主本多忠正公社領を寄進し、
以後桑名藩主松平家に於いても藩主代々の寄進を受ける
松尾芭蕉が当社を詣でる
- 明和7年 (1770) 集中豪雨により銅鏡三十面、古鈴等が出土する
- 慶応3年 (1867) 現社殿を造営
明治時代
- 明治6年 (1873) 県社に列する
- 明治15年 (1883) 神楽殿を造営する
大正時代
- 大正4年 (1915) 国幣大社に昇格
昭和時代
- 昭和4年 (1929) 神社山腹より金銅五鈷鈴〈当大社蔵〉が発見される
現代
- 平成3年 (1991) 参集殿、新神楽殿新設
- 平成7年 (1995) 多度祭御殿新築
- 平成8年 (1996) 4月10日 『多度神社』から『多度大社』に改称
- 平成16年 (2004) 平成の第一次境内整備事業 本宮以下摂末社修復完成
- 平成17年 (2005) 第二次境内整備事業 参道石段手すり工事完成
- 平成28年 (2016) 國幣大社列格百年 大社号奉称二十年記念大祭 斎行