神楽殿
明治十五年に造営され、日々のご祈祷・お神楽をご奉仕申し上げております。
儀式殿
儀式殿は國幣大社列格100年に当たる平成27年に改修され、天井には舞楽や雅楽器の絵が日本画の技法で描かれており、日々のご祈祷・お神楽をご奉仕申し上げております。
『宮人よ 我が名を散らせ 落葉川』俳聖松尾芭蕉が「野ざらし紀行」で多度の地を訪れた折に当社を参拝し詠んだ句です。
多度祭御殿
歴代の桑名藩主が上げ馬神事を拝観された場所であり、多度祭御殿と呼ばれております。多度祭の祭典警視場も併設されており、普段は祭の資料を展示し地域のまちかど博物館としても利用されています。
御手洗所(みたらしじょ)
古くから御手水を受けて頂く場所です。その故実に倣い、ご神意を仰ぐ水籤を浸す場所にもなっております。
白馬舎(はくばしゃ)
当社は古くから伝わる白馬伝説に因んだ白馬が納められています。馬は非常に歯の丈夫な動物と言うことで、これにあやかった『歯ぎしり除けの豆』を頒布しております。
神馬舎(じんめしゃ)
当社には、全国的にも珍しく神様のお使いとしての神馬が大切に飼育されています。
神輿殿
多度祭の折、御旅所へ渡御する神輿などを納める御殿。
上げ坂
多度祭の花形である上げ馬神事が行われる坂。
御神木(楠)
その昔、滝川一益が長島城の門を造り替える折にこの場所に生えていた大楠を切り倒させた。その切り株から芽が出た楠が現在の御神木であり、この伝承にまつわる行事が、多度祭の楠廻りであります。
手水舎(てみずしゃ)
参拝前に、手を洗い口をすすいで身を清める場所です。当社には、御手洗所もありますが、現在ではこちらで手水をうける方が多く見受けられます。