チゴの道中

肱江の村を出発したチゴの一行は肱江川を上流に向かって進みます。養老鉄道をわたって、小山の会所が見えるあたりで、合図を送ります。大声で叫ぶケイゴの6人衆。2回行います。これで小山、戸津、多度が神社に向かうことができます。小山は出発し、戸津へ伝令を送り準備を促し、戸津は多度へ伝令を送り神社へは、3つの御厨がそろってノリコミをいたします。

新緑の堤防にチゴの白い衣装と赤いたすき、赤い傘が映えて、チゴの行列は絵巻の一場面のような光景です。

今年は猪飼三郷のハナウマであり、6カ村のハナウマである力尾へ向かいます。チゴは3日に参ったチゴノミヤに馬上で一礼してから村へ進みます。村に入ると注連縄が張られており、昨晩肱江へ挨拶に来られた三人が酒とアヤメ(ショウブ)の葉をもって待って見えます。

挨拶がすむと、肱江の青年はチゴのチュウゲンをとり力尾の青年にチゴと馬をまかせます。その後ろを一行は続き、チゴと騎手の杯を待つ集会所の中へとまいります。

チゴを迎えたハナウマの会所では、チゴとノリコの三三九度の盃が交わされます。チゴは、いでたちの時は水盃であったが、ここでは酒いただく(親が飲みます)。飲み干すときには、「オサカナーココニ」と役員が大声で言う。儀式が終わると、行列の一行は力尾の村からふるまわれる酒をいただく。チゴ馬は額に化粧を施してもらい、庭乗りのあと、チゴは馬に乗り、ノリコ・ユミトリとともに神社へ向かう。

向かう途中、猪飼と北猪飼のノリコも合流する。

猪飼三郷のノリコミのみどころ 10時30分ころ

大門橋付近の西からチゴが3つの村ののノリコさんとともに進んでくる景色はいい。

チゴの一行は馬場に入り北へ進む。楠の下でチゴの姿は消え、さされていた赤傘を横に振り閉ざされると、猪飼三郷はハナウマを先頭に続けて坂に向かってノリコミをする。

チゴは神官によるお祓いのあと、神楽殿の中で宮司と盃を交わす。

これが終わると、午後1時から始まる七度半のお迎え行事まで求刑です。今11時。 他の御厨は、ノリコミのあと馬場乗りを2回行います。

 

 

5日の祭の始まりは肱江から

5日の祭は、肱江のチゴが出発しないと、他の6つの村から騎手は出発できません。また、上げ馬神事もチゴが坂の近くまで進み、多度の大神が乗り遷られないと、坂上げができません。5日の多度祭は、肱江のチゴが重要な役割をします。

行列に参加する人は衣装を着けに集まってきます。青年は馬の支度をし、チゴも化粧直しを行います。 出発は8時30分。

 

 

 

 

 

 

 

 

準備が整うと、村人が集まったなかで、区長とチゴはミズサカズキを交わします。お嫁に出るときに、親との別れの杯といわれています。

前列の裃がケイゴ。背の高い槍がケヤリ。緑で白い幣を持つ人は御幣。赤いさやはナギナタ。傘は赤傘、蛇の目の傘や大きな傘も持っていきます。衣装の箱もあります。大名行列のような隊列で進みます。

チゴもらいの儀式 4日夕方

やっと肱江地区も多度祭りに参加できる時期がやってきました。

5月4日の夕方、肱江の船着神社あたりで馬場乗りをおこなった騎手たち(小山・力尾・北猪飼・猪飼)は肱江を通って帰ります。その時に、肱江の青年は騎手や青年に笹で水をかけ、笹コオリをとってもらいました。

このあと、集会所では、多度大社の神主により、明日行列に参加する村人やチゴ、祭馬、青年会のお祓いをしてもらいました。

 

 

 

 

 

続いて、チゴと今年の三か村(力尾・北猪飼・猪飼)のハナウマである力尾代表と三三九度の杯をかわしました。これは、「チゴモライ」といい、昔、チゴは三か村で出していたといわれています。いつのときにか、チゴ(またはチゴの衣装)を肱江川に流してしまい、それを拾い上げたのが肱江の村人であり、以後、チゴは肱江からだすことになったと、いわれています。

 

 

 

 

 

力尾の代表は、明日は自分たちの村へ是非お越しください、とお願いしました。(明日は、力尾で三三九度の杯を行います) 儀式が終わると宴となり 、村人や青年は力尾の人たちを接待し、多度祭の歌をうたいます。力尾の三人を養老鉄道の踏切までお送りしました。

線路をわたるまで送ります。渡ったあとは、はい さようなら です。お迎えは、早くから待っておられます。

5月3日 村祭(力尾区)

今回は5月3日の模様をお伝えしたいと思います。

私自身、給仕の役目と弓馬付の勉強(衣装着付役)が任命されており

すべてをお伝えできませんが、できうる限りお伝えします。

 

5月2日にも準備がいろいろしております。

祭馬の通り道に提燈を吊り下げ、要所に御幣を飾りつけております。

5月3日用の、食事の支度や衣装の準備もしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

潔斎を張った精進部屋も5月2日に設営しております。

 

 

 

 

 

 

5月3日の朝から、私は食事の用意を、、、

集会所前では、馬小屋つくりが始まりました。

後は馬小屋の『庇』つくりです。

 

 

 

 

 

庇は青竹を裂いたものに、藁を結び付けて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちでは、こんなに綺麗に結べません。。。

さすが年長者の皆様!!

 

 

 

 

 

 

馬小屋も完成しました。

祭馬を迎えに行っている青年会たちを待つばかりです。

 

 

 

 

 

 

遠くから、伊勢音頭の歌声が聞こえてきたので、私もお迎えに!

 

 

 

 

 

 

青年会幹部・元老・消防小頭が 先頭に 歩いてきました。

 

 

 

 

 

馬小屋に馬を引き入れるところです。

 

 

 

 

 

練習で使用した馬場で見せ馬ですが、間に合いませんでした。。。

 

 

 

 

 

 

見え馬が終わると、消防の小頭と青年会幹部が

祭馬をお借りする馬主の方に、上げ坂の順番打ち合わせです。

その後で、弓馬付が明日の5月4日の準備をしています。

 

 

次回は5月4日の模様をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

y.hirukawa

 

朝まつり

昨日の前日祭は午前8時、本日の本祭りは午前6時の斎行でした。

多度の祭りは早朝に斎行されるため、朝祭りと呼ばれます。

神児・騎手・弓取りをはじめ、七御厨総代ほか多くの方のご参列の元、

早朝の凛とした空気の御本殿大前にて斎行されました。

 

 

 

 

 

 

 

さて、そうこうしているうちに、馬場では花馬の力尾が上げ坂に成功したようです!

どの地区も残るチャンスはあと一回。社務所から応援しています!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村祭りの昼とミセウマ

祭りの準備ができると、集会所で村人そろって昼食(クイゴミという)です。子供もたくさんあつまって、タケノコご飯を食べます。おとなは、タケノコやジャコなど質素なおかずで、お酒は好きなだけ飲めます。

 

村人そろっての「クイゴミ」

向こうから 毛槍 4本 薙刀 3本  傘(蛇の目傘、道中傘、七度半傘)3本が並んでいます。

今日は、5日の本番と同じ用に飾りつけをします。

ミセウマ                        今日は紋付を着て、赤傘をさしてもらいます。この通りを一往復した後、ほかの子供も乗ります。

チゴの宮の祭典

ミセウマが終ると、肱江のチゴ、正副自治会長、力尾・猪飼・北猪飼の自治会長は、青葉小学校西にある「チゴの宮」に参列し祭典をおこないました。

チゴの由来は別項目で記します

村まつり

5月3日は多度祭りの中でも、「ムラマツリ」といわれ、7つの村(御厨みくりや)の中でお祭りをします。朝から準備をし、昼ごろになると青年会は祭りの馬を連れてきます。

肱江では、馬小屋づくり、注連縄張り、スカノババの柵づくりが村人の手でおこなわれました。

馬小屋づくり

もうじき完成です。肱江は1頭分の馬小屋だから、楽?です。儀式用の馬小屋です。夜は別の大きな小屋でぐっすりと眠ります。

 

 

 

スカノババでの注連縄張り

4日夕方と5日夕方には、ここで馬が走ります。馬場の入り口と出口には大きな注連縄をはりました。

 

 

 

長い馬場に杭を打ち、ロープを張ります。

 

 

 

 

杭に竹をしばり、その上にワラで作ったコモをかけ、馬がそれていかないようにします。

 

 

 

 

船着神社の幟立て、今も人力で幟を起こしています。5日の夕方、多度大社で上げ馬神事を終えたあと、「お旅所」への渡御先がこの神社です。

チゴを先頭にオタカラモチ、神輿、禰宜、騎手(ノリコ)、ユミトリの順に、須賀のお旅所へ下がってきまう。

流鏑馬をおこなったり、騎手をまじかに見れるので是非お越しください。養老鉄道多度駅の東方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

午前中 馬小屋つくり  注連縄張り 船着神社の幟をおこし 「スカノババ」と呼ばれる馬場の柵をつくり

五月三日の境内は

二日に多度区の消防団の奉仕によって、本年の坂が完成致しました。

坂築きは、雨が降りしきる中進められ、最後には御幣も差し立てられました。

本日は晴天にも恵まれ、坂はいよいよ美しく見えます。

 

 

 

 

坂の下の馬場では多度区の見せ馬の行事が行われていました。

 

 

 

 

 

いよいよ、明日、明後日の上げ馬神事を待つばかりです。

観覧について

今回は 観覧について お伝えしたいと思います。

下記が多度大社から発表されている交通規制図です。

 

 

(上記 画像が読み込みに時間が掛かります。少々お待ちください。)

赤いラインは、緊急車両や関係者車両以外通行できません。

A地点からB地点への移動は激しい渋滞となります。

午前8時前後から、正午あたりまではほとんど車が動きません。

α地点の車両駐車場は、9時には満車になります。

β地点の車両駐車場は、正午までには満車になると思います。

 

 

 

祭事での観覧場所の注意です。

円で囲んだ場所は危険です。観覧の際には注意してください。

(囲んでいないところでも注意が必要な場所があります)

赤ラインの円の部分は、絶えず祭馬が待機したり、通過します。

観覧の際は、警察の方や警備の人間、祭事関係者の指示はかならず行動してください。

黄ラインの円の部分は、それほど祭馬は通過しませんし、上げ坂の瞬間も見やすい箇所では

ありますが、スリ等が多発する場所です。

 

 

 

 

 

赤ラインの円の部分は、絶えず祭馬が待機したり、通過します。

ここは危険です。何度も観覧の一般の方が怪我をされているのを見てきています。

ここを通過する際は、祭馬がいないことを必ず確認してください。

また上げ馬神事が開始された場合は、絶対に立ち寄らないでください。

 

赤ラインの円の部分は、御祓いや上げ馬神事の際祭馬が通過します。

当日は、ロープが2重に引かれるとは思いますが、必ず外側での観戦をお願いします。

一昨年、私が警備をしているときでしたが上げ馬神事を行っている際に

ベビーカーを引いた家族の方がいたので注意したところ

お子様と家族がロープの外に出た瞬間に、上げ馬成功した馬がそこに追突した

ことがあります。怪我はありませんでしたが、ベビーカーは大破してしまいました。

 

 

上げ坂の部分です。

上げ坂の横の階段は絶対に使用しないでください。

特に赤ラインの円の部分は、大変危険です。

上げ馬神事の際は、こちらの方向に祭馬が駆け上がることが多いです。

以前、赤円の部分でカメラマンの方が撮影をしようとしていたところに

祭馬が飛び上がり激突したこともあります。

ここには絶対に立ち寄らないでください。

また写真撮影については、

http://www.tadotaisya.or.jp/whatsnew/2012/04/28/%e4%b9%97%e3%82%8a%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%80%80%e5%be%8c%e5%8d%8a%e3%80%80%ef%bc%88%e5%8a%9b%e5%b0%be%e5%8c%ba/

の部分でもお話ししました。

フラッシュは厳禁です。安全を必ず確認した上で

撮影してください。

撮影の際は、必ず近辺の関係者に許可を得てください。

 

少しでも近い場所で迫力を体感したいと思われるのはわかりますが、

安全を確保した上で観覧をお願いします。

警察の方や警備、祭事関係者の注意には絶対従ってください。

(お酒を飲まれる方は注意してください)

y.hirukawa

身を清める水垢離

今回は水垢離の模様をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

今日は、騎手と弓取りと世話人である騎手のお父さんの3人で水垢離です。

 

 

 

 

 

 

社殿の奥での水垢離です。

(通常は入ることができません。あしからず)

 

 

 

 

 

 

水垢離前に一礼。

 

 

 

 

 

水垢離場所はこの奥です。

 

 

 

 

 

当然水着は着けずに水垢離です。

この水はとても冷たく、冷たいさを超えて痛みを感じるほどです。

5月5日の早朝、朝祭り前に全地区の騎手が同じ場所で水垢離を行います。

 

 

 

 

 

 

 

うううううう 冷たい!

 

 

 

 

 

水垢離が終われば、夕飯です。

今回は、弓取りのお父さんもお手伝いして頂いてもらっています。

この身を清める為の水垢離は、早朝と夕方2回毎日祭が終わるまで続けます。

 

騎手も弓取りも関係者も事故無く、3回坂を駆け上がることを祈念して

一旦休止いたします。

y.hirukawa

 

 

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